自分の歯で咬む感覚を、もう一度
失った歯の機能を補う治療として近年選択されるケースが多くなったインプラント治療。
取手市の医療モール「取手iセンター」3階にある歯医者「ワンズ歯科クリニック」の理事長は複数のインプラント学会において認定を受けるインプラント治療の専門医であり、安心して治療を受けていただけます。インプラント治療については、お気軽に当院までご相談ください。
安全なインプラント治療のために
当院では患者さんに安心・安全に治療を受けていただくため、歯科専用のCTを使用し患者さんのお口の状態を徹底的に調べ、治療計画を立てています。
外科手術が伴うインプラント治療では、安全に手術を行うためにも綿密な計画を練る必要があります。
3D立体画像を見ていただくことにより、患者さんご自身も自分のお口がどのような状態で、どのような方針で治療を行っていくのか分かりやすくご理解いただけます。
インプラント手術の際は、歯科用CTで得たデータを基に「サージカルガイド」を作製します。これによりインプラントの埋入位置や角度、深さなどを治療計画通りに再現できるので、精確な手術が可能になり、また手術時間の短縮にも役立ちます。
また当院理事長はインプラント認定医であり、専門知識と豊富な経験を活かし治療を行っております。
ザイゴマインプラント: 上顎骨が不足している場合の新しい治療法
通常のインプラントは歯槽骨や顎骨に埋入されますが、ザイゴマインプラントは頬骨(ザイゴマ)に埋めるインプラントです。この方法は、上顎の骨が萎縮しているために通常のオールオン4の適用が難しいケースに対して、頬骨にインプラントを埋入し、即日で機能させることが可能です。
従来のインプラント治療では、歯がない、または歯ぐきが痩せている場合、骨にインプラントを埋入してから3〜6ヶ月待ち、その後インプラントと骨が結合してから人工歯を取り付ける手法が取られてきました。さらに、上顎に骨が不足している場合には、サイナスリフトを用いて人工骨を上顎洞に入れ、その後6ヶ月待ってからインプラントを埋入し、さらに6ヶ月待つという長いプロセスが必要でした。
しかし、オールオン4技術の導入により、約90%の患者様はサイナスリフトなしでインプラント手術を行った当日に固定式の歯を装着できます。ただし、前歯部の骨が不足している約10%の患者様は、6ヶ月以上の待機が必要でした。
ザイゴマインプラントの導入により、このような患者様も頬骨にインプラントを埋入し、手術当日に固定した歯を装着できるようになりました。ただし、ザイゴマインプラント手術を行う歯科医院は限られています。
当院では、通常のインプラント手術が困難な患者様にも、オールオン4やフラップレス術式、ザイゴマインプラントなどの先端技術を提供し、個々の患者様に最適な治療を行うよう努力しています。
当院のインプラントの特徴
All-on-6(オールオンシックス)
All-on-6とは、総義歯と部分義歯の方を対象とするインプラント療法です。インプラントを6本しか用いないため、身体への負担が少なく、経済的なうえ、固定式の歯を入れることが出来ます。
噛む機能だけでなく、見た目の審美性も回復する今までにはない最先端のインプラント治療です。他院で断られた場合でもお気軽にご相談ください。
インハウス サージカルステント(nemoソフトを使用し院内3dプリンターにて作成)
インハウス サージカルステントは、インプラント埋入手術の際に使用するガイドシステムです。当院では、診断時に歯科用CTで得た詳細データをもとに、Nemoソフトを用いて治療計画を立て、その計画に基づいて院内の3Dプリンターでカスタマイズされたガイドを作成しています。このシステムにより、インプラントを正確な位置、角度、深さで埋入することが可能です。
さらに、フラップレス手術(切開や抜歯を伴わない手術)が可能となり、患者様の負担を大幅に軽減するとともに、手術時間の短縮にもつながります。
「骨量が足りずインプラント治療ができない」と診断された方へ
インプラントを受け込むためには十分な顎の骨の量が必要です。
しかし当院では、足りない骨の量を増やす再生療法を行っております。
そのため、他院で「インプラント治療はできない」と診断されてしまった方でも、当院なら治療が可能になるかもしれません。まずは一度、お気軽にご相談ください。
サイナスリフト
上顎の奥歯の部分にインプラントを入れる際に、骨の厚みが足りない場合などには骨移植を行って、骨の量が十分になってからインプラント埋入を行います。
ソケットリフト
サイナスリフトと同じく、上顎の骨が薄い場合に行う再生療法です。インプラントを埋め込むための穴から顎洞(じょうがくどう)と呼ばれる空洞を覆う膜を押し上げ、インプラントを埋入します。
GBR法
顎の骨が薄い部分にメンブレンという特殊な膜を設置しそこに自家骨(細かく砕いた自分の骨の一部)か骨補填材を入れ、骨の再生を行います。またこの治療法は重度の歯周病治療にも取り入れられています。
インプラント治療後は定期的なメインテナンスをしましょう
インプラントはそもそも、チタンとセラミックで作られています。このため、インプラント自体が虫歯にかかることはありえません。しかしインプラントの周辺にあるあごの骨や歯茎はもちろん、患者さん自身のものです。もしメインテナンスやブラッシングが不十分であれば、インプラント周囲炎という病気を発症する恐れがあります。インプラント周囲炎をそのまま放置してしまうと、あごの骨が溶けてしまって、インプラントが外れてしまうこともありえます。
このようにインプラントは手術をすれば完治する、といった簡単な治療ではありません。定期的に口腔内のチェックをして、適切なクリーニングを行うといったメンテナンスをしっかりと行う必要があります。アール歯科では、できるだけ長くインプラントを利用できるように、日ごろの正しいブラッシング方法の指導や定期検診をお勧めしております。インプラントといっても、皆さんの天然の歯と一緒という感覚を持って、コンディションを保つことが重要なのです。